山林を売却するには、まず自分の所有している山林がどのような状況にあるのかを把握しておくことが大切です。

山林の現況を知ることで、自分の山林の価値を知ることができますし、売却時の相場もある程度把握しておくことができます。

1-1. 森林簿・森林計画図を入手する

各都道府県には、地域の森林計画の基礎資料として森林の現況をまとめた森林簿や、地域森林計画の対象になっている民有林などを記載した森林計画図というものがあります。

森林簿や森林計画図には、山林の面積や立木の種類、林齢などの情報が記載されていて山林に行かずとも図面で状況を確認することができます。また、森林の資源情報や施業履歴なども分かります。

森林簿や森林計画図の交付方法は統一されているわけではないため、各都道府県によって内容が異なります。入手する際には森林組合や市区町村の担当窓口にて問い合わせをする必要があります。

1-2. 山林をまでのアクセス

山林は場所によって、都心に近い方から順に都市近郊林地・農村林地・林業本場林地・山村奥地林地の大きく4つの地域に分類されます。交通の便がよく、道も整備されている都心に近い地域の方が、奥地の山林に比べて売却価格が高くなります。

また、山林に続く道は一般道との距離が近いかどうか、河川などで隔たりがないかどうか、山林からの搬入や搬出はスムーズに行えるかどうかなども重要になってきます。

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1-3. 山林にどんな木が生えているのか

山林の価値を考える際には立木も重要な要素のひとつになります。所有している山林に生えている木の種類、木の太さや長さ、林齢などによって価値が上下します。

例えば、木の種類が杉の場合とヒノキ、松などの場合では価格も大きく変わってきます。真っすぐ育っていて病気のない健康な木と、曲がっている木でも価格は異なってきます。

そのため、間伐をしている場合は立木の価値があがるため、それに伴い山林の価値も上昇します。間伐をしていない山林は立木が正常に育たないことがあり、木材の質も低下します。

適切に間伐されている山林は立木にしっかりと日光があたり、健康に育っていくためいい木材が取れるようになります。間伐を行うことで山林の価値があがって立派な資産となります。